【2026年版】簿記2級は意味ないと言われる理由は?取得する価値を解説

簿記2級

簿記2級について調べると、

  • 「簿記2級は意味ない」
  • 「取っても転職できない」
  • 「実務経験がないと評価されない」

という意見を目にすることがあります。

これから勉強を始めようとしている人なら、

「時間をかけて取得しても意味がないなら勉強したくない」

と思うのも当然でしょう。

結論からいうと、簿記2級は意味がない資格ではありません。

ただし、

「資格だけ取れば誰でも転職できる」

という資格でもありません。

今回、実際にIndeedで

  • 「経理 未経験 簿記2級」
  • 「経理 簿記2級」
  • 「会計事務所 簿記2級」

の3つの検索条件で上位求人を確認し、重複を除いた30件を独自調査しました。

その結果、多くの求人で簿記2級が応募条件や歓迎条件として扱われており、未経験でも応募できる求人も複数確認できました。

この記事では、「簿記2級は意味ない」と言われる理由と、実際にはどのような価値があるのかを解説します。


結論:簿記2級は意味ない資格ではない

結論からいうと、簿記2級は今でも十分価値があります。

ただし、

「資格だけ取れば人生が変わる」

という期待を持って取得すると、意味がないと感じる可能性があります。

簿記2級は、

  • 経理職への転職
  • 会計事務所への応募
  • 社会人のスキルアップ
  • 企業の経理知識の証明

などで評価される資格です。

一方で、

  • 実務経験が必要な求人
  • 即戦力採用

では資格だけでは足りないケースもあります。

つまり、

資格に価値がないのではなく、資格だけで十分と思ってしまうことが問題です。


実際にIndeedで30件調査してみた

「意味ない」と言われても、本当に求人で評価されているのか気になりました。

そこで、2026年7月にIndeedで30件の求人を確認しました。

調査した検索条件は次の3つです。

  • 経理 未経験 簿記2級
  • 経理 簿記2級
  • 会計事務所 簿記2級

重複求人を除き、それぞれ10件ずつ確認しています。

結果は次のようになりました。

調査項目件数
簿記2級を応募条件としていた求人26件
未経験でも応募できた求人17件
未経験不可8件
不明5件

この結果を見ると、

「簿記2級は意味ないから求人では評価されない」

とは言いにくいことが分かります。


「経理 未経験 簿記2級」は9割が未経験応募可能だった

特に印象的だったのが、

「経理 未経験 簿記2級」

で検索した結果です。

確認した10件では、

  • 未経験可:9件
  • 未経験不可:1件

でした。

さらに、

8件では簿記2級が応募条件となっていました。

また、簿記2級を必須としていなかった求人のうち1件でも、

「入社後の簿記2級取得を支援する」

という趣旨の記載がありました。

今回確認した範囲では、

未経験者向け求人でも簿記2級を評価している企業が多い

という印象でした。

もちろん30件だけで日本中の求人を代表できるわけではありません。

それでも、

「意味ない」

と断定できる調査結果ではありませんでした。


「簿記2級は意味ない」と言われる5つの理由

では、なぜ意味ないと言われるのでしょうか。


1.資格だけでは転職できないから

最も多い理由です。

簿記2級を取得しただけで、

必ず経理職へ転職できるわけではありません。

企業は、

  • 実務経験
  • コミュニケーション能力
  • PCスキル

なども見ています。

そのため、

「資格だけ取ったけど転職できなかった」

人が、

「意味ない」

と言うことがあります。

しかしこれは、

簿記2級が意味ないのではなく、資格だけで転職しようとしたことが原因です。


2.実務経験が重視される求人もある

今回の調査でも、

未経験不可の求人がありました。

経験者採用では、

実務経験を優先する企業もあります。

だからといって、

簿記2級が不要という意味ではありません。

経験者求人でも、

簿記2級を応募条件としている求人は多数ありました。

つまり、

経験者なら資格はいらない、

というわけでもありません。


3.取得難易度が昔より下がったと言われるから

ネットでは、

「ネット試験になって簡単になった」

という声もあります。

ただし、

簿記2級は、

  • 商業簿記
  • 工業簿記

の両方を学習する必要があります。

初心者が十分な勉強をしないで合格できる試験ではありません。

実際の難易度については、

【2026年版】簿記2級は難しい?初心者が挫折する理由を解説

で詳しく解説しています。


4.3級だけで十分な仕事もある

仕事内容によっては、

簿記3級だけでも応募できる求人があります。

そのため、

「2級までは必要ない」

という人もいます。

ただし、

経理や会計事務所など、

より専門性が求められる求人では、

簿記2級を条件にしているケースが目立ちました。


5.勉強時間が長いから

簿記2級は、

決して短時間で取得できる資格ではありません。

そのため、

途中で挫折した人ほど、

「意味ない」

と感じやすくなります。

しかし、

勉強時間がかかることと、

資格の価値は別です。

勉強時間については、

【2026年版】簿記2級の勉強時間は何時間必要?社会人向けの目安を解説

で詳しく紹介しています。

簿記2級を取得するメリット

「意味ない」と言われることがありますが、実際には取得するメリットもあります。

求人で応募条件になっていることが多い

今回のIndeed調査では、

30件中26件が簿記2級を応募条件としていました。

もちろん、

地域や企業によって違いはあります。

それでも、

実際の求人で評価されていることは確認できました。

少なくとも、

「求人では全く評価されない資格」

ではありません。


未経験でも応募できる求人がある

今回確認した30件では、

17件が未経験応募可能でした。

つまり、

実務経験がなくても、

簿記2級を取得していることで応募できる求人があります。

もちろん、

未経験可だから必ず採用されるわけではありません。

しかし、

応募資格そのものを満たせる求人が増えることは大きなメリットです。


会計事務所では特に評価されやすかった

今回、

「会計事務所 簿記2級」

で確認した10件では、

すべての求人で簿記2級が応募条件になっていました。

未経験可の求人も複数ありました。

この結果を見る限り、

会計事務所では、

簿記2級が一定以上評価されていることが分かります。


経理以外でも役立つ

簿記2級は、

経理だけの資格ではありません。

例えば、

  • 営業
  • 総務
  • 管理部門
  • 中小企業

でも、

数字を理解できる人材として評価されることがあります。

また、

会社のお金の流れを理解しやすくなるため、

仕事全体を考える力にもつながります。


こんな人には簿記2級がおすすめ

次のような人には、

簿記2級を取得する価値があるでしょう。

  • 経理へ転職したい
  • 会計事務所へ就職したい
  • 社会人として数字に強くなりたい
  • FPや税理士など上位資格も考えている
  • 将来的に独立や副業も視野に入れている

一方、

現在の仕事で数字を全く扱わず、

今後も転職予定がない人は、

優先順位が低くなる場合もあります。


管理人の考え

ネットでは、

「簿記2級は意味ない」

という記事もあります。

そこで実際にIndeedで30件調査してみました。

正直な感想としては、

思っていた以上に簿記2級を条件にしている求人が多い

という印象です。

特に、

未経験向け求人でも、

簿記2級を応募条件としている企業が複数ありました。

さらに、

必須ではない求人でも、

「入社後の簿記2級取得支援」

という内容が書かれている求人もありました。

もちろん、

今回の30件だけで日本中すべての求人を代表することはできません。

それでも、

実際の求人を確認した結果を見る限り、

「簿記2級は意味ない」と断定するのは違うと感じました。

資格だけで転職できるわけではありません。

しかし、

応募できる求人の幅を広げたり、

経理職への第一歩になったりする資格としては、

今でも十分価値があると考えています。


よくある質問

簿記2級だけで転職できますか?

資格だけで必ず転職できるわけではありません。

ただし、

今回確認した求人では、

簿記2級を応募条件としている企業が多くありました。

実務経験やPCスキルなども合わせて身につけることで、

転職の可能性は高まります。


簿記3級だけではダメですか?

求人によります。

3級でも応募できる求人はあります。

ただし、

会計事務所や経理職では、

簿記2級を条件としている求人も多く見られました。


未経験でも意味はありますか?

あります。

今回確認した30件では、

17件が未経験応募可能でした。

未経験でも応募できる求人の条件として、

簿記2級が評価されているケースがありました。


AIに仕事を奪われませんか?

AIの活用は進んでいますが、

経理では、

判断や社内調整、

税務対応など、

人が行う仕事も多くあります。

そのため、

簿記2級そのものの価値が急になくなるとは考えにくいでしょう。


まとめ|簿記2級は意味ない資格ではない

簿記2級は、

「意味ない」

と言われることがあります。

しかし、

今回実際にIndeedで30件の求人を確認したところ、

26件で簿記2級が応募条件となっていました。

また、

17件は未経験でも応募可能でした。

もちろん、

資格だけで転職できるわけではありません。

実務経験やPCスキルなども重要です。

それでも、

求人で評価され、

応募できる企業を増やせる資格として、

簿記2級には十分価値があります。

「意味ない」というネット上の意見だけで判断するのではなく、

実際の求人条件も確認しながら、

自分に必要な資格かどうかを考えることをおすすめします。


関連記事

コメント

タイトルとURLをコピーしました